結婚式を通して神戸の魅力を発信する「神戸ウエディングクイーン」の3人が28日、神戸新聞社(神戸市中央区)を訪れ、高梨柳太郎社長に活動を紹介した。純白のドレスに身を包み、「他都市から神戸に来た大学生や若い会社員らに向けて、神戸でプロポーズし、挙式し、住んでもらえるよう、まちの魅力をPRしたい」と抱負を口にした。
神戸観光局など県内の3団体65社が加盟する「神戸ウエディング会議」の主催。2010年からクイーンが選ばれ、13回目の今回は109人が応募。書類選考、面接などを経て選ばれたのは、兵庫県立大大学院の森田佑菜さん(23)、大阪教育大3年の小島彩愛(あやな)さん(20)、近畿大4年の引田遥さん(21)。
これまで新型コロナウイルス感染症に伴う活動制限があったが、今年は4年ぶりに神戸まつりに参加。今後、神戸市内の観光イベントに出演する予定という。
歩き方、しゃべり方のレッスンを受けてきた3人は「白いドレスを着ると身が引き締まる。今は結婚する人が減ったが、私たちは活動を通じウエディングにあこがれるようになった。この思いを多くの人に伝えたい」と話した。(津谷治英)