落ち着いた雰囲気の「せいようカフェ」=市立青陽灘高等支援学校

 神戸市立青陽灘高等支援学校(灘区岩屋北町6)の生徒らが、就労体験授業の一環で手作りしたフィナンシェとクッキーが好評だ。保護者らでつくる支援団体「クルーズ」が企画。須磨区の人気菓子店「ボックサン」の福原敏晃社長がレシピから材料調達までを指導した。昨年秋から校内のカフェで販売し、うわさを聞いた校外からの注文も。クルーズの川崎孝子代表(61)は「生徒らの学習成果が認められてうれしい」と喜んでいる。(津谷治英)