日本映画らしからぬスケールの大きさが話題の映画「るろうに剣心」全5作の最終章「The Final」と「The Beginning」が公開されている。シリーズを通して見どころの一つ、スピード感あふれる立ち回りに大きく貢献しているのがアクション用の刀だ。小道具担当の稲村彰彦さん(53)=神戸市中央区在住=が製作に当たっている。(片岡達美)
稲村さんは1967年静岡県出身。日本映画学校卒業後、映画「稲村ジェーン」(90年)の小道具担当としてこの世界に入った。「登場人物が手に取り、身に着けるものを探したり作ったりすることにやりがいを感じ」、映画「クローズド・ノート」(2007年)「20世紀少年」シリーズ全作(08~09年)、さらにテレビドラマやビデオ専用のVシネマの現場に参加した。
「るろうに~」の主人公、緋村(ひむら)剣心(佐藤健)は幕末、「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」と呼ばれた暗殺者。だがあることをきっかけに二度と人を斬らないと決意し、刃と峰が逆になっていて、普通に使うと峰打ちになる「逆刃刀(さかばとう)」で多くの人を助ける。
アクションシーンでは激しい立ち回り、つばぜり合いが続く。「剣心は逆刃刀を片手で持つことも多く、軽くすることが第一条件」と稲村さん。そこで素材にポリウレタンを採用した。
最初は刃、つか、つばを一体成形していたが、「1日の撮影が終わると刃の部分だけボロボロになるので」、バラして修理できるようにした。
抜刀と納刀は別の刀で撮っていたが、スムーズに抜き差しできるよう改良した。かいあって最終章では、抜刀から納刀までの一連の動きを流れるように撮影することが可能になった。
つかには糸を巻き、つか頭に刻印のような装飾を施すなど、見た目の美しさにも磨きをかけた。「必要に迫られて改良を重ねた。試行錯誤の成果が少しは役立ったかな」とはにかみながらも自信をのぞかせる。
映画「ガンツ」(11年)の撮影で08~09年にかけて3カ月滞在して以来、「神戸が大好きになった」という稲村さん。11年、「るろうに剣心」第1作を京都で撮影中に家を探し、12年末、ついに神戸に移住した。「生田川沿いでビールを飲みながら思いついた案も多い」そうだ。「これからも神戸を拠点に、小道具で映画を支えていきたい」

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