「まちの本屋」を掲げる流泉書房(神戸市垂水区陸ノ町1)が、会員制交流サイト(SNS)で書店ならではの発信に力を入れ、幅広いファンを増やしている。店員による書評は毎日更新し、通算600回が目前に。過去の出来事を紹介する「今日は何の日」では、小説などのエピソードにも触れることで読書家の心をつかむ。これらの投稿が、いわゆる「いちげんさん」の来店にもつながっているという。(大橋凜太郎)
1953年に神戸・三宮で開業した同書房。80年からは須磨・名谷駅前に移転し、さらに2018年末に現在の場所に移った。須磨で営業していた17年ごろ、買い物客に足を止めてもらうきっかけにしようと始めたのが、「今日は何の日」の取り組みだった。
店舗入り口付近に提げたボードを毎日書き換え、写真に収めてSNSにも投稿した。当初は歴史がテーマだったが、1年でネタ切れに。苦肉の策として、「ミステリー小説の登場人物が殺害された日」や「SF小説で火星人が大挙して地球に現れた日」など、フィクションの世界に話題を広げたところ、作品のファンが来店するなど想定外の反応が増えたという。
垂水への移転を機に、発信力を強めようと、よりSNSに力を入れるように。そこで新たな毎日更新の企画として始めたのが、書評だった。レジ前のスペースで「本日のオススメ本」として紹介し、ツイッターなどにも投稿。更新を1人で担う店員の逢坂肇さん(49)は「千本ノックを受けているよう」と苦笑しながらも、膨大な読書量を生かして続けている。
毎日の書評は、星の入門書を「文学的観点から語っているため読み物要素が強い」としたり、推理小説を「家族小説の趣が感じられる」と評したり。作品の魅力を伝えるだけでなく、特定の読者に勧めるような書きぶりの日もある。逢坂さんは「買いたい本を探すには通販サイトが便利だが、読みたい本を探すのは難しい。本屋なら店員の体験を基におすすめできるので、好みに会った作品を見つけやすいはず」と力を込める。
取り組みは実を結び、「海外の小説を頻繁に紹介されているので、一度本棚を見たくて」という人や「(神戸ゆかりの作家)横溝正史ファンの店員がいると思って来た」という愛好家らが、次々と来店。常連の増加にもつながっているという。
社長の大橋崇博さん(40)は「SNSの投稿が会話のきっかけとなり、お客さんの好みを把握できている。流れてくるものをただ並べるだけでは他の書店と代わり映えがしないので、『なんかおもろいことやってんな』と興味を持ってもらえることを続けたい」と意気込んでいた。
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