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4年ぶりのアルプススタンドでの生演奏に向け、練習に励む神戸国際大付の吹奏楽部員ら=神戸市垂水区学が丘5
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4年ぶりのアルプススタンドでの生演奏に向け、練習に励む神戸国際大付の吹奏楽部員ら=神戸市垂水区学が丘5

 第103回全国高校野球選手権兵庫大会で4年ぶり3度目の優勝を果たし、12日に甲子園大会初戦を迎える神戸国際大付(神戸市垂水区学が丘5)。新型コロナウイルスの影響で今年の春の甲子園では演奏機会のなかった吹奏楽部にとっても、アルプススタンドでの演奏は2017年夏以来となる。感染症対策で制約はあるが、部員らは大舞台での生演奏に向け、練習を重ねた。

 同校の応援はプロレスラーの入場曲を採用していることで知られ、県大会初戦から吹奏楽部がスタンドに入るのが恒例となっている。これまでの甲子園大会では啓明学院(須磨区)との合同演奏で選手たちの背中を押してきたが、今年春の甲子園では演奏が許されず、事前に録音した音源をスピーカーで流した。

 今夏の県大会でも状況は変わらず、事前録音で対応した。しかし、夏の甲子園大会では楽器を使う生徒を50人以内とし、対面を避けて横並びで演奏するといった対策を講じた上での演奏が可能に。部員6人に卒業生や啓明学院の生徒を加えた約50人での生演奏が実現する。

 甲子園出場決定後、一度きりの合同練習で啓明学院と呼吸を合わせた部員たち。トロンボーン歴半年未満という1年の男子生徒(15)は「おこがましいと思うし不安もあるが、多少音を外しても、しっかり音を響かせたい」と意気込んでいる。(大橋凜太郎)

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