神戸市灘区出身のプロゴルファー安田祐香選手(20)が20日、生田署の一日警察署長を務め、署員の装備を点検したり、三宮センター街で年末特別警戒パレードに参加したりした。
安田選手は7歳の時からゴルフを始め、滝川第二高校2年生の時に日本女子アマチュア選手権を制した。2019年にプロテストに合格し、初優勝を目指している。
制服姿になった安田選手は、署員約30人の警察手帳や警棒、拳銃などの装備を点検。署員に向けて「安全な暮らしができるのは警察の皆さんのおかげです」とあいさつした。
続いて三宮センター街で、年末特別警戒パレードの中心となって行進した。母校滝川第二高校の吹奏楽部員約80人が「マツケンサンバ」など計5曲を生演奏する中、「特別警戒実施中」の横断幕を手にしながら笑顔で歩いた。
安田選手は「思っていたより制服が重く、点検は緊張しました」と振り返っていた。(斎藤 誉)









