鹿肉のおいしさを広めようと、神戸大学(神戸市灘区)の学生が鹿肉専門キッチンカーを製作する計画を立て、インターネットで支援を募っている。「くさい」「かたい」などと偏見を持たれることも多いが、「かむほどに肉汁があふれ、あっさりした後味。肉々しさを存分に味わえる」。農作物の鳥獣害対策としても注目されるジビエ(野生鳥獣肉)料理。学生は「鹿肉のおいしさを常識にし、日本に新たな鹿肉文化を醸成したい」と話す。(高田康夫)
同大学農学部4年の「あかりんご」(本名・鵜沼(うぬま)明香里)さん(23)。大学の農業サークルで訪れた丹波篠山市の農家で初めて鹿肉を食べ、おいしさに魅了された。仲間とサークルを立ち上げ、鹿肉を食べたことがない同大学の学生を対象に鹿肉パーティーをしたり、神戸市内のイベントで鹿カツを販売したりした。
新型コロナに見舞われた2020年は大学を休学し、高知県へ。猟師の手伝いをする傍ら、ジビエ専門メディアで、縄文時代から続くシカの文化や歴史などの記事を執筆してきた。
昨年夏、定期的に通っていた大阪市の鹿肉料理専門店「バトックス」の花尻全弘(まさひろ)さん(35)と鹿肉のおいしさを伝える「キッチンカープロジェクト」を計画。10月には神戸市東灘区などのイベントで、初めてレンタルしたキッチンカーを稼働し、鹿肉のハンバーガーやロースト丼を食べてもらった。「軟らかくて食べやすい」「臭みがなかった」などと好評だった。
ただ、レンタルでは出店できる地域が限られる。多くの人に食べてもらうために、日本で初めてとみられる鹿肉専門キッチンカーを作ろうと、1月末までクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で支援を募る。資金が調達できればキッチンカーを製作し、4月から始動する計画だ。
「シカは食べるだけじゃない。縄文時代以前から生息し、奈良公園などでは神とあがめられる一方、農業への獣害も大きい。そんなカオスな令和時代に、シカとどう向き合うかが問われている」とあかりんごさん。「まずは鹿肉を食べて身近に感じてほしい。キッチンカーでおいしさを届けたい」と支援を呼び掛ける。

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