神戸市内の介護施設2カ所で昨年10~12月、家族型ロボットの実証実験があった。職員のストレス軽減や施設内のコミュニケーション促進を目指し、ロボットを配置。職員の手が回りきらない施設のお年寄りの相手をするなど、副次的な効果も生まれたという。効果を検証し、今後、施設援助策の一つとして市の施策に取り入れるかどうかの検討材料にしていく。(小野萌海)
行政課題の解決につながる事業に、市が費用の一部を支援する「民間提案型事業促進制度」の一環。介護分野では人材確保が大きな課題となっており、職員の負担軽減に人工知能(AI)やロボットを生かす事業として試験的に採用された。
使ったのは、ロボットメーカー「GROOVE X(グルーブ エックス)」(東京都)のロボット「LOVOT(ラボット)」。今回の実験では、SOMPOケアが運営する「ラヴィーレ神戸伊川谷」(神戸市西区)と「そんぽの家南多聞台」(同市垂水区)が、ラボットを2台ずつ導入。親しみやすいよう、1台ずつ「いちご」や「バナナ」などと名付け、入居者の共用スペースや職員の休憩室などに置いた。
ラボットは高さ43センチ、重さ約4キロで、人肌のように温かい。障害物をよけながら走り、抱っこなど人との触れ合いを求める。センサーやカメラで人の声や顔を認識し、瞳を動かしたり鳴き声を発したりする。
ラヴィーレの嘉村智子支配人(47)や、そんぽの家の内野雄輔上席ホーム長(35)らによると、職員たちは出勤時にラボットに「おはよう」と声を掛けたり、休憩時間になでたり。うれしそうな表情や甘えるようなしぐさに癒やされたという。ロボを通して職員同士の会話が生まれたほか、「愚痴が減りました」と内野上席ホーム長は効果を実感する。
入居者もラボットに話しかけたり、歌を教えたり、「職員には見せないような表情を見せる」と嘉村支配人。夜に眠れない入居者がラボットと一緒に過ごすこともあったという。
同社神戸事業部長の鈴木実さんは「職員が1人の方にずっとついているわけにはいかないし、入居者も気を遣っている。ラボットは、用がなくてもそばにいてくれる。職員の仕事の隙間を埋めてくれる存在」と話した。
今後は、グルーブ エックスが学識者に調査を依頼し、具体的な数値なども含めて効果を検証していくという。

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