ウメのつぼみがほころび始めた須磨離宮公園(神戸市須磨区東須磨)で5日、毎年恒例の「梅見会」が始まった。3月6日までの期間中は、お茶会やクイズラリーなどのイベントが企画されており、紅白の花とともに訪れた人を楽しませる。
園内には約25種およそ160本のウメがあり、今年も例年通り1月下旬に咲き始めた。早咲きのウメから順次開花し、今月中旬には見頃を迎えるという。毎年訪れるという女性(72)=須磨区=は「まだまだ厳しい寒さだけど、ウメを見ると、そろそろ春が来るなあと思える。中旬にまた来ます」と笑みを浮かべた。
期間中は、16日午前11時からミモザの花でリースを作るワークショップがある。23日午前11時には「梅見茶会」、3月5日午前11時~午後3時には、植物園をクイズラリーで巡る「春のグリーンアドベンチャー」がある。このほか2月11、12、19、26日には、バルーンアートといった大道芸が楽しめる「Rikyuライヴ」も。
午前9時~午後5時。木曜休み。入園料は15歳以上400円、小中学生200円、未就学児無料。須磨離宮公園TEL078・732・6688
(大橋凜太郎)