神戸市中央区・東遊園地にある「こうべ花時計」の花が植え替えられ、計３千株の花で夏の風物詩「氷旗」が再現された。
残暑が厳しいこの時期に涼しさを感じてもらおうと、かき氷店などに掲げられる「氷」と書かれた旗のデザインを市が採用。直径６メートルの円の中に赤と白のベゴニアで文字を浮かび上がらせ、青のペチュニアで波を表現した。
植え替えは通算５３８回目で、次回は９月下旬を予定する。
市は今夏、新型コロナウイルス禍のマスク着用などで熱中症が多発する恐れがあるとして、街中の暑さ対策を強化。三宮周辺や市内の各駅を中心にわき水の散水などを実施し、花時計の周囲でも日中、霧状に水を散布するミストが出ている。９月下旬まで。（名倉あかり）
