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観客の手拍子を受けながら演奏するデパペペ=神戸市中央区山本通
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観客の手拍子を受けながら演奏するデパペペ=神戸市中央区山本通
神戸ジャズストリートで演奏を披露した北村英治さん(右)=神戸市中央区中山手通3、北野工房のまち
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神戸ジャズストリートで演奏を披露した北村英治さん(右)=神戸市中央区中山手通3、北野工房のまち

 神戸・北野坂周辺で8日に開幕した「第39回神戸ジャズストリート」(神戸新聞社など後援)。演奏家ら約180人がライブハウスなど9会場で軽やかな音を奏で、観客を魅了した。9日まで。(金井恒幸、小林伸哉、藤森恵一郎)

 午前中のパレードでは、約20人がトランペットや太鼓などの音色を軽やかに演奏した。神戸市中央区から訪れていた72歳のオールドファンは「音が良いね。神戸ジャズストリートはいろんなバンドが集まるのが魅力で、復活してくれてうれしい。有名な(クラリネット奏者の)北村英治さんらの演奏が聴けるのが楽しみ」と話し、ライブ会場へ急いだ。

 若い世代に親しんでもらおうと招かれた神戸出身のアコースティックギターデュオ「DEPAPEPE(デパペペ)」は正午から、カフェ・ド・パリ(同区山本通)で初演奏。店内は満席で立ち見も出た。

 メンバーの三浦拓也さんは「自分たちはジャズというジャンルではないが、お客さんがすごく温かくて演奏していて楽しかった」と笑顔。徳岡慶也さんも「北野のオープンな場所でみんながゆっくりと音楽を聴いていて、すごく良い空気感。神戸らしい」と語った。

 北村英治さんらが演奏した北野工房のまち(同区中山手通)でも、約200人が集まって立ち見状態。北村さんは「気持ちのいいスイングをするなあと思ってもらえたら幸せ」と語り、「シャイン」など6曲を奏でて大喝采を浴びた。

 明石市の会社役員の男性(67)は妻と来るのが10年間ほどの楽しみで「去年まで中止だったときはさびしくて。再開を待ちわびていた」。北村さんの大ファンで「93歳になっても力強くて元気をもらった。『メモリーズ・オブ・ユー』という曲ではまろやかで深みのある音を聴けてうれしい」と声を弾ませた。

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