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自由に撮影できるようになった小磯良平のアトリエ=神戸市東灘区向洋町中5
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自由に撮影できるようになった小磯良平のアトリエ=神戸市東灘区向洋町中5

 神戸市立小磯記念美術館(同市東灘区向洋町中5)で、昭和を代表する神戸出身の洋画家、小磯良平(1903~88年)のアトリエや回廊を題材にしたフォトコンテストが開かれている。テーマは「レトロ」。18日まで作品を募っている。

 同コンテストは、11月に社会体験学習「トライやる・ウィーク」で同館を訪れた市内の中学生6人が考案した。「幅広い年代に美術館の魅力を伝えるにはどうしたらよいか」をテーマにディスカッションしたところ、若者の間で流行しているレトロと、来館者が参加できるコンテストとを組み合わせた案が出たという。

 コンテストは、同館の中庭に移設・復元された小磯氏のアトリエと回廊が撮影対象。パレットやキャンバス、床に飛び散った絵の具などが再現され、小磯が制作していた当時の様子を想像することができる。

 寄せられた作品は1月4日から同館の受付横に展示。来館者の投票で入選作品2点が決まり、入選者に図録や額絵が贈られる。

 同館の森田理美さん(31)は「レトロの概念は人それぞれ。おのおのの視点で撮影し、写真でレトロを表現してほしい」と話していた。

 応募は一人1作品まで。ペンネームを記載し、写真をメール(koiso@office.city.kobe.lg.jp)で送る。小磯記念美術館TEL078・857・5880

(安藤真子)

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