世界的指揮者・佐渡裕さんゆかりの弦楽合奏団「スーパーストリングスコーベ」の第5回定期公演(HKMエンタープライズ、早駒運輸、神戸新聞社など主催)が27日、神戸市中央区東川崎町1の神戸新聞松方ホールであった。約700人が、バイオリンやチェロなどの重厚な音色に酔いしれた。
同合奏団は、佐渡さんが指導する「スーパーキッズ・オーケストラ」の卒業生が所属し、2017年に結成。拠点の神戸で毎年演奏会を開くほか、依頼を受けて東京や大阪などでもコンサートを開いてきた。
この日は、バッハの「シャコンヌ」やラベルの組曲「マ・メール・ロワ」など約10曲を演奏。アンコールでは、客席で見守っていた佐渡さんがサプライズでステージへ。出演者は佐渡さんの指揮に合わせて、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の主題曲を奏でた。