江戸時代、八弦山直吉が持ち上げたと伝わる力石=神戸市北区山田町中
江戸時代、八弦山直吉が持ち上げたと伝わる力石=神戸市北区山田町中

 私の地元、神戸市北区山田町には、見るからに重そうな大きな四つの石が並ぶ場所がある。石の名は「八弦山力石」。

 伝承によると江戸時代末期、この地域出身の八弦山直吉という力士がいた。15歳で75キロの米俵2俵を持ち上げるほどの怪力の持ち主だったという。幕内力士として活躍したが、現役中に亡くなった。少年時代に彼が持ち上げた石を保存したもので、以降、誰も持ち上げた者はいないと伝わる。