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 兵庫県西宮市西宮浜の沖合で昨年5月、関西大学(大阪府吹田市)と関西学院大学(西宮市)のヨット部の2人乗りヨットなど計7隻が突風にあおられ転覆した事故で、運輸安全委員会神戸事務所は28日、調査報告書を公表した。気象情報についての認識や救助態勢の問題点を指摘し、両大学のヨット部に再発防止策を示した。

 調査報告書などによると、昨年5月17日午前10時ごろ、西宮市西宮浜の沖合1キロ付近で、別々に練習していた関西大の5隻と関学大の1隻が突風で相次いで転覆。当時は強風波浪注意報が発表されており、関西大の救助艇1隻も救助中に浸水し転覆した。

 男女計16人の部員が海に投げ出されたが、海上保安庁や両大学の救助艇によって救出され、けが人はいなかった。計7隻は波に流されて消波ブロックに衝突し、大破するなどした。

 同事務所は両大学に再発防止策として、陸地で気象情報を分析する部員の配置や救助艇乗船者を対象とした訓練の実施、安全管理マニュアルの見直しなど7項目を求めた。(池田大介)