兵庫県出身者らでつくる人気音楽バンド「Fear,andLoathinginLasVegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)」が、ラグビー・リーグワン1部のコベルコ神戸スティーラーズの公式チームソングを完成させた。躍動する選手たちを迫力あるサウンドで表現し、試合会場全体で歌える部分を随所に取り入れた。ホームゲームの試合前やトライ後など、観客が盛り上がる場面で流すという。(安福直剛)
同バンドが所属するワーナーミュージック・ジャパン(東京)は2023年、音楽を通じてまちを盛り上げようと神戸市と連携協定を締結。同市に拠点を置くスティーラーズから依頼を受け、チームの公式曲を作ることにした。
バンドメンバーは24年1月、曲のイメージを膨らませるためスティーラーズの試合を生で観戦。英語で作詞を担当した地元出身のSo(ソウ)さんは「激しいぶつかり合いに迫力を感じたのはもちろん、選手と観客の一体感が印象的だった」と振り返る。