神戸港・新港第2突堤に立地する「ジーライオンアリーナ神戸」の運営会社は、4月4日に開業するのを前に、館内の飲食店やVIPエリアなどを報道陣に公開した。飲食店にはウオーターフロントを見渡せるテラス席もあり、興行のない日も営業する。
■VIPエリアはラウンジ200席
飲食店は11店舗で、フランス・パリに本店を構えるステーキビストロ「神戸サクレフルール」▽駅弁の淡路屋(神戸市東灘区)が運営する「淡路屋のおもうつぼ」▽明石の人気カフェ「NO.13(ナンバーサーティーン)」▽神戸・三宮のバーが手がけるレストラン「神戸イタリアンWABISABI VERDE(ワビサビヴェルデ)」-などが出店。アリーナ直営の物販店もあり、バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)神戸ストークスのグッズなどを扱う。
4階のVIPエリアはラウンジと個室からなり、試合やイベントを観覧しながら飲食を楽しめる。ラウンジは200席あり、1席75万円で年間契約できる。既に法人契約などでほぼ埋まっているという。個室は広さの異なる18室があり、1室年間1500万円から利用できる。単日で利用できる個室も1室用意した。
運営会社は「興行がない日もアリーナに来て、楽しんでもらいたい」としている。(西井由比子)