大好きなハローキティに飛び込む子どもたち=神戸市東灘区向洋町中2
大好きなハローキティに飛び込む子どもたち=神戸市東灘区向洋町中2

 世代を超えた人気を誇るサンリオの歴史をひもとく「サンリオ展~ニッポンのカワイイ文化60年史」(神戸新聞社など主催)が19日、神戸市東灘区向洋町中2の神戸ゆかりの美術館で開幕した。初日はハローキティの着ぐるみが登場し、ハイタッチや写真撮影に応じて入場者たちを楽しませた。

 同展はサンリオの個性豊かなキャラクターを紹介し、制作工程が分かる原画や情報誌「いちご新聞」なども展示。愛され続ける理由をさまざまな角度から解説し、60年を超える歴史や文化を伝えている。

 この日は、ピンク色のワンピース姿のハローキティが入場口でお出迎え。ハイタッチをした子どもも大人も笑顔になった。家族で訪れた同市西区の女児(4)は「キティちゃんとバイバイできてうれしい」と喜んでいた。

 6月29日まで。月曜休館(5月5日は開館、同7日休館)。午前10時~午後5時。一般1800円、大学生900円、高校生以下無料。神戸市お問い合わせセンターTEL0570・083・330

(児玉芙友)