衆院選は終盤を迎え、2024年の前回と同じ過去最多の5人が立候補した兵庫10区(加古川、高砂市、稲美、播磨町)でも、各候補者が集会や街頭演説、選挙カーを走らせるなどして、8日の投開票日に向けて声をからしている。(衆院選取材班)
立候補したのは届け出順に、自民前職の渡海紀三朗氏(77)、参政新人の藤原誠也氏(37)、共産新人の奥田芙美代氏(60)、中道新人の隠樹圭子氏(54)、維新元職の掘井健智氏(59)。
渡海氏は街頭演説などを精力的にこなし「政治改革にけりをつける。もう一度国政へ」と訴える。加古川、高砂市での総決起大会には、元五輪担当相の橋本聖子参院議員が来援。「成長戦略を進める上で(渡海氏が)居てくれないと困るんです」と強調した。
藤原氏は市街地から郊外、農村部までくまなく巡回し、訴えを続ける。昨年の参院選で得た知名度を背景に「将来の日本、子どもたちへの未来に対して責任を持つ」とアピール。4日には党幹事長の安藤裕参院議員が来援。子育て世帯を中心に浸透を図る。
奥田氏は駅前などで大企業への適切な課税による消費税減税を掲げ、「財源を明示するのは共産だけ」と主張。終盤には元衆議院議員で比例候補の清水忠史氏(57)が駆け付け「私も奥田さんも(東京へ)引っ越し準備ができている。国会に送って」と呼びかけた。
隠樹氏は朝の駅立ち、日中に選挙カーや自転車遊説、夜に演説会を開き「皆さんの生活、笑顔を守る」と力を込める。個人演説会では「良き理解者で支援者」の金沢和夫元副知事が登壇。「強い国ではなく、融和、協調の路線を選びたい」と中道への支持を訴えた。
掘井氏は序盤に吉村洋文党代表が入り、JR加古川駅前で「一歩前に進むため、掘井さんに一票を託して」と盛り上げた。その様子や街頭演説などをネットでライブ配信。「政権に緊張感を持たせる存在として日本維新の会が必要」と支持拡大を呼びかける。





















