終戦80年に合わせ、戦時下の華僑の暮らしを伝える講演会が、兵庫区永沢町4の妙法華院で開かれた。参加者約60人を前に、神戸中華同文学校卒業生の蔡勝義(さいかつよし)さん(87)=東京都墨田区=が、日本での風当たりの強さを語った。
市民団体「兵庫の『語りつごう戦争』展の会」の主催。中国籍を持つ蔡さんは1937年に神戸で生まれた。神戸の小学校に在学中、戦争が激化し京都府へと疎開。終戦後神戸に戻り、中央区の神戸中華同文学校に編入した。仕事で東京に移る29歳まで神戸で過ごした。
終戦80年に合わせ、戦時下の華僑の暮らしを伝える講演会が、兵庫区永沢町4の妙法華院で開かれた。参加者約60人を前に、神戸中華同文学校卒業生の蔡勝義(さいかつよし)さん(87)=東京都墨田区=が、日本での風当たりの強さを語った。
市民団体「兵庫の『語りつごう戦争』展の会」の主催。中国籍を持つ蔡さんは1937年に神戸で生まれた。神戸の小学校に在学中、戦争が激化し京都府へと疎開。終戦後神戸に戻り、中央区の神戸中華同文学校に編入した。仕事で東京に移る29歳まで神戸で過ごした。