「ひば活」の一環でケーキを作る生徒ら。主体性を尊重して試行を続けている=雲雀丘中学校
「ひば活」の一環でケーキを作る生徒ら。主体性を尊重して試行を続けている=雲雀丘中学校

 部活動がなくなったら、生徒の放課後の居場所がなくなってしまう-。今年9月の「コベカツ」導入を前に、長田区北部の雲雀丘中学校が「ひばりチャレンジ総合クラブ」と名付けた体験クラブを独自に立ち上げ、「ひば活」の試行を始めた。その地域性などから、コベカツの事前登録を済ませたのは1団体のみで、危機感を抱いた学校側が受け皿を準備した。(鈴木久仁子)

■近隣校とも離れた地域性に危機感、学校側は課題を指摘

 神戸市では今年9月から、市立中学校の部活動をコベカツとして地域展開(地域移行)する。導入に先立ち、参加を希望する地域クラブの事前登録をこれまで3回募っている。

 雲雀丘中では現在七つの部活動があるが、校区で事前登録したクラブは現状、軟式野球だけ。北区との境に近く、近隣の中学校とも離れているため、生徒がほかの地域のクラブに参加しづらい事情があるという。