行方不明の女性を探し当てたユンカー号と鑑識課の平瀬篤巡査部長=垂水署
行方不明の女性を探し当てたユンカー号と鑑識課の平瀬篤巡査部長=垂水署

 行方不明になった10代女性の発見に貢献したとして、兵庫県警の警察犬ユンカー号が垂水署長感謝状を受けた。犬用のガムとシカの角ももらい、無邪気ににおいを嗅いでいた。

 ユンカー号は、2歳雄のジャーマンシェパード。昨年3月から鑑識課の平瀬篤巡査部長(39)とペアを組んで訓練に励んでいる。

 今年3月中旬の夜、神戸市垂水区内で「自宅から娘がいなくなった」と110番があり、要請を受けて出動。足跡のにおいをたどり、捜索開始から約20分後に住宅街を歩いていた女性にたどり着いた。

 周辺に街灯はあったが薄暗く、人の顔や服装は見えにくかった。当時の気温は10度前後と肌寒く、女性の体調が懸念される中で迅速に保護し、けがなどもなかったという。

 5月8日に垂水署であった贈呈式には、平瀬巡査部長も出席。「“ユン”は、これからもどんどん成長していく。能力を信じ、生かしていきたい」と話した。(尾仲由莉)