神戸新聞NEXT
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 フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は19日、東京・国立代々木競技場で開幕し、女子ショートプログラム(SP)は5連覇を目指す坂本花織(シスメックス、神院大出身)が79・43点で首位に立った。ジュニアで代表資格がない島田麻央(木下グループ)が0・10点差の2位。

 今月のグランプリ(GP)ファイナルで2位に入った中井亜美(TOKIOインカラミ)は77・50点の3位で、千葉百音(木下グループ)が4位、ジュニアの岡万佑子(木下アカデミー)が5位、渡辺倫果(三和建装・法大)は6位発進。島田、中井、岡、渡辺がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功した。三宅咲綺(シスメックス)は62・84点で12位、三原舞依(シスメックス、甲南大大学院)は62・77点で13位。

 男子SPは2連覇を狙う鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が104・27点でトップ。三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)が95・65点で2位、ジュニアの中田璃士(TOKIOインカラミ)が89・91点で3位につけた。友野一希(第一住建グループ)は4位、佐藤駿(エームサービス・明大)は5位、山本草太(MIXI)は6位で壷井達也(シスメックス、神戸大)は74・52点で10位と出遅れた。

 フリーは男子が20日、女子は21日に実施。各3枠の男女代表は最終日の21日に発表される。