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米粒の状態を慎重に確認する審査員=山田錦の館
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米粒の状態を慎重に確認する審査員=山田錦の館

 兵庫県三木市吉川地域と別所地域で今年収穫された酒米を対象とした「美嚢地区酒米品評会」が10日、山田錦の館(三木市吉川町吉安)で開かれた。審査員が山田錦200点と兵庫恋錦10点の出来を見極め、上位20点を選んだ。

 美嚢地区酒米協会の主催で毎年開いている。近畿農政局兵庫県拠点の職員ら審査員9人が、会場に並んだサンプルを見て回り、粒の張りや光沢、中心部にある「心白(しんぱく)」などを確認した。

 加西農業改良普及センターによると、今年は出穂以降に高温が続いたことなどから、収量と品質は例年に比べて低めという。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、日本酒の消費が落ち込んだ今年。同協会の神澤友重会長(69)は「来年の生産計画に影響が出るかも」と気をもむ。それでも「山田錦は兵庫のブランド。よりよい品質を求めて努力し続けるしかない」と力を込めた。

 入賞者の発表と表彰式は、来年3月に開催予定の酒米生産者大会で行う予定。(大橋凜太郎)

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