阪神・淡路大震災を経て、暮らしも作風も一変した。時代の激しさに絵を描くことが無力に思えるときもあった。それでも「絵描きでありたい」との思いは消えず、和紙と墨を使って手を動かし続けた。美術家、池内悦子さん(77)=神戸市長田区=の作品約60点を集めた個展「墨いろ-こころごよみ 第1章-はじまりは1・17-」が、18日まで堀光美術館(兵庫県三木市上の丸町)で開かれている。(小野萌海)
阪神・淡路大震災を経て、暮らしも作風も一変した。時代の激しさに絵を描くことが無力に思えるときもあった。それでも「絵描きでありたい」との思いは消えず、和紙と墨を使って手を動かし続けた。美術家、池内悦子さん(77)=神戸市長田区=の作品約60点を集めた個展「墨いろ-こころごよみ 第1章-はじまりは1・17-」が、18日まで堀光美術館(兵庫県三木市上の丸町)で開かれている。(小野萌海)