兵庫県三木市特産の酒米山田錦を使った菓子を製造・販売している農業法人「稔樹(みき)」(同市志染町井上)が、生産から加工、販売までを手掛ける「6次産業化」を目指している。地元農家と大阪のスイーツメーカーが手を結び、来年中には製粉工場や直売店を立ち上げ、規模を拡大する計画。同法人は「地産地消で地域に貢献したい」と構想を描く。(長沢伸一)
「6次産業」は、1次産業(生産)、2次産業(加工)、3次産業(販売)のすべての工程を担うことを指し、1~3次を掛け合わせて「6次」と表現される。生産から販売までを組織で取り組み、経営を多角化、効率化する狙いがある。
同法人取締役の藪西史丈さん(33)は市内の農地で山田錦などの農作物を育ててきたが、高齢化が進み農業の担い手不足を痛感。「ここ2、3年で農地を買ってくれと頼まれることが増えた。周りにも若い人がいない」と危機感を募らせていた。
一方、大阪市内でスイーツメーカーを営んでいた田中誠さん(54)と打越稔明さん(43)は小麦アレルギーの人でも食べられる「お米スイーツ」を考案。昨年からは「自分たちの米で作ってみたい」と三木市内で米作りにも取り組んでいた。
3人は昨年秋、生大麦粉などの販売店「こなや」で開かれた交流会で出会った。初対面だったが「三木で生産から販売までできる6次産業化に取り組みたい」という田中さん、打越さんの思いに藪西さんは賛同。大樹のようにとの願いを込めて農業法人「稔樹」を3人で立ち上げた。
最初に取り組んだのは、藪西さんが生産した山田錦を100%使ったバウムクーヘン。「小麦のスイーツに負けない米のスイーツ」を目指し、インターネットなどで販売。素材の良さを生かした味わいが好評を呼ぶとともに、目標とする「6次産業」の足がかりとなった。
今後は山田錦を使った新たなスイーツの開発、インターネットサイトで情報発信などに取り組むといい、3人は「地域に人を呼び込める産業として、次に続く人の指標をつくりたい」と力を込める。
山田錦のバウムクーヘンは、ヤフーショッピングやJA兵庫みらい三木みらい館で販売している。

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