半世紀以上に及ぶ兵庫県三木市と米カリフォルニア州バイセリア市の姉妹都市交流の礎を築いた男性が昨年他界した。三木市出身で米国留学を経験した武原誠郎さん(享年83)。1966年、当時の衣巻顕明市長に一通の書簡を送ったことが、交流のきっかけになった。7月には協定締結55周年などを記念した写真展が市内で開かれ、市国際交流協会の担当者は「先人の思いを知ってほしい」と願う。(長沢伸一)
武原さんは60年に大学を卒業後、渡米。バイセリア市のセコイア大学に通学し、現地の会社に就職した。武原さんの兄弘和さん(89)は「大学時代から神戸の元町や三宮を歩いて、外国人を見つけると話しかけて英会話の稽古をしていた」と回想する。
66年1月、武原さんは当時の衣巻市長宛てに書簡を送った。「三木市とバイセリア市が姉妹都市という親善関係を結ばれてはいかがなものでしょうか」。さらにこう続けた。「アメリカの地方ではまだまだ日本に対する認識が十分ではない。この計画の実現を通じての東西文化の交流が両国間の親交をより深めるだろう」とつづった。「夏休みに交換学生制度を設ける」「市最大の祭りの際に市長らが互いに訪問する」-など事業内容も具体的に示した。
提案を機に両市の交流が進んだ。66年10月には、バイセリア市長夫妻が来日し、三木市との調印式に臨んだ。2年後には大原義治市長らがバイセリア市を親善訪問。73年には最初の交換学生が三木市を訪れた。三木市からも80年の交換学生を皮切りに、何度も訪問団を結成した。93年の市役所新庁舎完成式典にはバイセリア市から5人が出席した。
◇
武原さんは帰国後、米国での経験を生かし、当時日本では珍しかった人材紹介コンサルティング会社を東京で創業した。
2017年に行われた50周年記念事業で、バイセリア市の中心部に「ミキ・シティー・パーク(三木市公園)」が誕生した。木造の門や石灯籠がある日本庭園のようなデザイン。開園式では両市民の手で桜の苗が植樹された。
植樹は武原さんの念願だったといい、記念事業を紹介した市の広報誌を送ると、市国際交流協会に返信があった。「自分がつないだものが途切れず、今もつながっているのがうれしい」
武原さんは昨年8月に死去。弘和さんは「弟もずっとバイセリアとの交流のことを気にしていたと思う。つくるのは簡単でも続けるのは大変。つないで来てもらった歴代市長や市議会、関係者のおかげと思う」と感謝している。
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