感謝状を受ける喜田大志さん(左)=南あわじ市市善光寺(南あわじ署提供)
感謝状を受ける喜田大志さん(左)=南あわじ市市善光寺(南あわじ署提供)

 特殊詐欺被害を未然に防いだとして、兵庫県警南あわじ署はローソン南あわじ国衙店(南あわじ市神代国衙)店長の喜田大志さん(39)に署長感謝状を贈った。

 同署によると、3月下旬に60代男性が、電子マネーカード10万円分を購入するために来店。喜田さんは、電子マネー1万円分以上を買う高齢者には声をかけるようにしており、「おっちゃん、これ何に使うの」と尋ねた。「ゲーム」という返事に「どんなゲームをするの」と聞いたが、男性は答えられなかったという。

 実際は、パソコンの画面に「ウイルスに感染した」と偽の警告を表示させて、修理費用を請求する「サポート詐欺」で、男性は既に複数のコンビニで電子マネー約100万円分を購入。さらに購入を電話で指示され、同店を訪れた。

 男性は「店員に聞かれても『パソコンの修理に使うとは言うな』と言われた」と打ち明け、喜田さんは同署に通報。感謝状を受け取り、「日頃からお客さんには意識して声かけをしている。被害に遭う人が一人でも減ってほしい」と話した。(劉 楓音)