H3ロケットで製造を手がけた移動式発射台について説明する三伸工業の加地重久社長=兵庫県播磨町新島
H3ロケットで製造を手がけた移動式発射台について説明する三伸工業の加地重久社長=兵庫県播磨町新島

 2024年2月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新型基幹ロケットH3の2号機が、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上がった。その約1年前に1号機が失敗しており、H3としては初の成功だった。歓喜に沸く関係者やファンとともに、現地で見届けた神戸の経営者がいる。発射台などの地上設備を製造した三伸工業(神戸市長田区)の加地重久社長(54)だ。