野生の個体が2020年を最後に確認されず、人工繁殖計画も失敗に終わり、国内で最も絶滅に近いとされるチョウ「オガサワラシジミ」。県立人と自然の博物館(ひとはく、三田市弥生が丘6)の研究者らがこのほど、人工繁殖が途絶えた原因を解明した。近親交配を重ねたことで、ふ化に成功する確率が大幅に減少していた。(黒田耕司)
野生の個体が2020年を最後に確認されず、人工繁殖計画も失敗に終わり、国内で最も絶滅に近いとされるチョウ「オガサワラシジミ」。県立人と自然の博物館(ひとはく、三田市弥生が丘6)の研究者らがこのほど、人工繁殖が途絶えた原因を解明した。近親交配を重ねたことで、ふ化に成功する確率が大幅に減少していた。(黒田耕司)