絵や工作など夏休みに取り組んだ作品を見せ合った=三田市富士が丘1
絵や工作など夏休みに取り組んだ作品を見せ合った=三田市富士が丘1

 兵庫県三田市内の小中学校、特別支援学校計29校で28日、2学期の始業式があった。日に焼けた子どもたちが、友達や担任との約1カ月ぶりの再会を喜んだ。

 富士小学校(富士が丘1)では、全校児童約280人が体育館に集合。岡田和士校長(59)がパリ五輪や高校野球の熱戦に触れながら「周りの人への感謝を忘れず、『ありがとう』『おはよう』『ごめんね』の言葉を大切にして2学期を過ごしてほしい」と語った。

 1年2組の教室では児童たちが元気いっぱいにあいさつし、プリントなどの宿題を提出した。制作した絵や工作、習字などの頑張ったところや自慢したい点を伝え合い、夏休みの思い出も振り返った。

 男児(7)は「プールでいっぱい泳いだよ」とうれしそう。別の男児(7)は「岡山のおじいちゃんの家に行って将棋をした。2学期は算数を頑張る」と元気よく話した。(黒田耕司)