田村星朗さんの作品「新お清めスタイル」(三田松聖高校提供)
田村星朗さんの作品「新お清めスタイル」(三田松聖高校提供)

 見る人が思わず笑ってしまうような写真作品を全国公募する「さいたま市ユーモアフォトコンテスト」で、三田松聖高校写真部の2年田村星朗(ほしろう)さん(16)=尼崎市=が入選した。神社に「お清め」として設置されているポンプ式のアルコール消毒液を写した作品で、題名は「新お清めスタイル」。アフターコロナの情景を素直に切り取った。(吉田敦史)

 同コンテストは、風刺漫画を得意とした近代漫画の先駆者・北沢楽天ゆかりの地として、さいたま市の複合施設「プラザノース」が主催し、33回目。2297点の中から最優秀賞1人、優秀賞3人、入選30人、佳作50人が選ばれた。入選以上で兵庫からの選出は1人だけだった。