25日午後5時45分ごろ、兵庫県三田市けやき台4の「クスの木公園」で、木登りをしていた小学4年の男児(10)がサルに首を引っかかれた。県警三田署によると軽傷という。同市内では今春からサルの目撃情報が相次いでいる。
同署によると、男児は当時、公園で友人ら10人ほどと遊んでいた。グループから離れて樹木(高さ約7メートル)に登っていた時、上にサルが1匹いることに気付き、直後に引っかかれた。サルはそのまま逃げたという。
現場の公園は住宅街の一角。同市内では4月以降、サルが公園や民家の庭などで目撃される事例が相次いで確認されている。市はサルを見かけても目を合わせず、大声を出さないよう注意を呼びかけている。