丹有地区中学校総合体育大会が12、13日、三田、丹波篠山、丹波市で集中開催された。県大会出場を懸け、熱い戦いが繰り広げられた。
柔道男子団体は4チームによる総当たり戦。八景が全勝で3連覇を果たしたが、3年の福岡千尋主将に笑顔はなかった。副将として臨んだ最後のゆりのき台戦、隙を突かれ抑え込みで敗れた。「自分からもっと積極的にいかないといけなかった。受け身になって技を出し続けられなかった」と悔しさをにじませた。中堅として勝利し、優勝を決めた3年の橋本悠吾さんは「前の2人が勝っていたので、ここで決めようと思っていた」と振り返り、福岡主将は「みんながいなかったら負けていた。いいチームメートです」と感謝した。
女子も八景がゆりのき台との対決を制し連覇。3年の油谷和奏主将は、大将として抑え込みで勝利を決めた。「みんな緊張していたから勝てて良かった。返し技を使うことが多いけど、もっと自分から技をかけていきたい」と県大会を見据えていた。(黒田耕司)