山の頂上に石垣が数多く残る山城の利神城跡(小型無人機で撮影)=2020年、佐用町平福
山の頂上に石垣が数多く残る山城の利神城跡(小型無人機で撮影)=2020年、佐用町平福

 西播磨県民局は山城など地域の観光資源の魅力を生かし、大阪・関西万博の終了後も見据えたインバウンド(訪日客)の誘客策を展開する。地域活性化策として、西播磨での就農希望者に情報を伝えるガイドブックを作成。地元の子どもたちの協力を得てJR姫新線の利用促進を図る。

 同万博を誘客の好機とし、期間中の8、9月に会場内や尼崎市のパーク・アンド・ライド専用駐車場の近くで、西播磨の特産品などをアピール。10月下旬には、万博に合わせて観光体験型事業「ひょうごフィールドパビリオン」を展開した団体が集い、播磨科学公園都市の芝生広場(上郡町光都)で催しを開く。