鮮魚売り場に並ぶパック詰めを忠実に再現した「ボイルホタルイカのフレークシール」、香りが漂ってきそうな「ハタハタのしおり」-。見た人をうならせる但馬ならではのご当地グッズが、昨年から続々と誕生している。企画販売は、実店舗を持たずにウェブで事業を展開する但馬のご当地雑貨ブランド「まんぷく雑貨店」だ。小﨑正義代表(47)は「インパクトがあり、かつ(心に)刺さるグッズを広めたい」と意気込む。(阿部江利)
■開発予算は逼迫も、アイデアは100個以上
小﨑さんは、大阪府出身のグッズクリエーター。登山靴に付けるお守りグッズなどの通販ブランド「ヤマノモリ」などを手がけ、2023年に妻の実家がある豊岡市へ移住した。