西播磨唯一の銭湯で、創業107年を迎える老舗「都湯」(相生市相生3)が3月末で廃業する。かつて隆盛した播磨造船所の労働者や港町で暮らす人らの絆を結ぶ場で、銭湯ファンにも愛されてきたが、人口減や燃料高騰が重くのしかかった。自らの病気もあり、区切りを決断した店主の宮崎一一(かずいち)さん(77)は「後ろ髪を引かれる思いだが、長い間、支えられてきたことに感謝している」と語る。(佐藤健介)
西播磨唯一の銭湯で、創業107年を迎える老舗「都湯」(相生市相生3)が3月末で廃業する。かつて隆盛した播磨造船所の労働者や港町で暮らす人らの絆を結ぶ場で、銭湯ファンにも愛されてきたが、人口減や燃料高騰が重くのしかかった。自らの病気もあり、区切りを決断した店主の宮崎一一(かずいち)さん(77)は「後ろ髪を引かれる思いだが、長い間、支えられてきたことに感謝している」と語る。(佐藤健介)