協定書を交わした(左から)三菱UFJ信託銀行法人マーケット統括部の鶴岡秀規さん、山名宗悟町長、山田尚弘さん=神河町役場
協定書を交わした(左から)三菱UFJ信託銀行法人マーケット統括部の鶴岡秀規さん、山名宗悟町長、山田尚弘さん=神河町役場

 二酸化炭素(CO2)を削減、吸収した量を国が認証する「J-クレジット」を山林の保全に活用しようと、神河町はクレジットを創出する三菱UFJ信託銀行(東京)とバイオマス発電を手がける山田林業(姫路市北平野)との連携を始めた。今後2年間、同発電で排出され、CO2を貯留できる「バイオ炭」を地中に埋め、土壌改良の効果を検証。クレジットをつくる実証実験に取り組む。(喜田美咲)