泉房穂氏
泉房穂氏

 -明石市長退任時に政治家引退を宣言していた。

 「前言撤回。その批判は当然だし甘んじて受ける」

 -なぜ参院選なのか。

 「テレビやラジオで批判しても政治は変わらず、もどかしかった。自公が過半数割れした昨年の衆院選後も首相は自民党から選ばれた。古い政治を変えてという民意が明らかなのに、党利党略で政策転換できない永田町。『誰もしないなら自分が』と決意して最初の国政選挙が参院選だった」

 -選挙戦で何を訴える。

 「今必要なのは、国民負担を増やす政治から国民を救う政治への転換だ。税金、保険料は増え続け、物価も上がる。実際、県内41市町を回ると、地域課題は違えど、生活が大変だという一点は共通している。消費税減税などの負担軽減と公的支援の引き上げで国民が使えるお金を増やせば、経済も回る。財源がないなんてうそ。不要不急の事業をやめれば十分できる」

 -無所属でどう変える。

 「保守も革新もなく全政党に国民負担増をやめる政策での大同団結を呼びかける。この参院選で一気に変わるほど単純ではないが、3年後に新たな『国民政権』をつくるスケジュール感で臨む」

・資格など…明石・タコ検定初代名人、手話検定2級、柔道3段、アンガーマネジメントファシリテーター

・政治の師…石井紘基氏

・座右の銘…「不惜身命」

・トレードマーク…ピンクのワイシャツ(多数所有)

・特技…目が覚めて3秒後には仕事ができること