-政治家を志したきっかけは。
「大学生の頃、不景気で仕事がなくて苦しむ人がいる一方、国会議員が年金未納問題などを起こすのを見て、怒りを覚えた。批判するだけではなく、自分が国会議員になって変えていこうと思った。民間企業で社会経験を積んでから挑戦しようと思っていた」
-なぜ兵庫から立候補しようと思ったのか。
「5年前に妻をがんで亡くし、小6と小2の子どもを育てている。昨年の衆院選に東京3区から出馬した際は、高齢の母親に子どもの面倒を見てもらった。実家のある兵庫なら、親族に助けてもらえる。ふるさとのためにも働ける」
-どんな政策に取り組むのか。
「社会保障制度の改革を訴えたい。これからは人口が増えて、富が増えていく時代ではない。今は現役世代の負担が重くなりすぎている。社会保険料の負担をいかに減らすかが大切だ」
「医療費の支出は減らさなければならない。人口減少によって不要になる病床の削減は必要だ。風邪薬などへの保険適用も、財政が厳しい中で本当にそれをする余裕があるのか、見極めなければならない」
・スポーツ…東大在学時はボート部に所属。合宿所に住み込み、毎日午前5時に起きて練習した
・座右の銘…「日々地道」。地道な取り組みが、物事を成し遂げるために大切なことだと感じている
・好きな漫画…「沈黙の艦隊」「ワンパンマン」など