-政治を志した理由は。
「実家に近い尼崎市の町工場を見て育った。経済産業省職員として中小企業支援にも関わったが、申請書類の多さなど現場との乖離を痛感した。結婚退職の後、公認会計士の勉強をし、監査法人の仕事をする中で、中小企業で働く人が報われるよう政治家になって法律を変えたいと思った」
-兵庫で立候補した。
「兵庫県では昨秋の知事選を巡り激しい誹謗中傷が巻き起こり、今も傷ついている人や、何を信じていいか分からず政治疲れになる人もいる。私は『対決よりも解決』を掲げ『論破する政治』を変えていきたい。正しければ何を言ってもいいのではない。話し合い、分かち合って前に進める。母親として育児をしてきたからこそ、優しさや協調による政治にしていきたい」
-訴えたい政策は。
「所得税が生じる『年収の壁』を、所得制限なく178万円に引き上げるほか、中途半端でなくしっかりとした減税で手取りを増やす。会社の稼ぎを人件費に回している割合を示す労働分配率を開示してもらい、賃金や個人消費の向上につなげてIT化など中小企業の下支えを通じて暮らしを豊かにしていく」
・趣味…神社巡りや読書。漫画では「宇宙兄弟」「怪獣8号」など、報われなかった主人公が頑張って人生をひっくり返す話が好き
・強み…誰とでもすぐに腹を割って話ができるコミュニケーション力
・家族構成…夫と小学6年の息子、4歳のチワワ