国税庁は3日、相続税と贈与税の算定基準となる2023年1月1日時点の路線価を公表した。兵庫県内では約1万5千地点の変動率の平均値がプラス0・5%となった。09年に現在の算定方式になって以降、上昇は初めて。20年から新型コロナウイルス禍などで前年まで3年連続で下落していたが、回復が鮮明になった。都市部を中心に上昇が目立った一方で、淡路や但馬の一部などは下落が続いた。
国税庁は3日、相続税と贈与税の算定基準となる2023年1月1日時点の路線価を公表した。兵庫県内では約1万5千地点の変動率の平均値がプラス0・5%となった。09年に現在の算定方式になって以降、上昇は初めて。20年から新型コロナウイルス禍などで前年まで3年連続で下落していたが、回復が鮮明になった。都市部を中心に上昇が目立った一方で、淡路や但馬の一部などは下落が続いた。