兵庫県は7日、県内198の定点医療機関に11月27日~12月3日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者は432人で、1カ所当たりの平均は2・18人だったと発表した。前週比1・09倍で、2週連続で増加した。インフルエンザ感染者も3週連続で増えて1カ所平均22・41人となり、「注意報」レベル(1カ所平均10人)が続く。
新型コロナの政令・中核市の定点当たりでは、神戸市=1・15人▽姫路市=2・47人▽尼崎市=1・93人▽西宮市=1・00人▽明石市=1・09人。6日午前0時時点の入院患者は前週より80人増えて239人となり、うち重症者は1人だった。
またインフルエンザは、明石市などで警報レベルの1カ所平均30人を超えている。県内の学校園の学級閉鎖などは前週からやや減って310件だった。(井川朋宏)