デジタル技術を活用して市民生活の利便性向上や地域課題の解決などを目指す神戸市スマートシティ事業の一環として、自動車用電子機器メーカー「デンソーテン」(神戸市兵庫区)を中心とするプロジェクトチームが開発したアプリの実証実験期間が3月31日まで延長されることになった。
アプリはスマートフォン専用の「Be Kobe Fun!」。ダウンロードすると、対象エリアを回遊するだけでポイントをゲット。ユーザーはエリア内の提携店舗・施設で利用可能なクーポンに交換し、割引を受けられる。
昨年10月から、同市中央区の三宮▽北野▽ウオーターフロント▽元町▽神戸駅前▽ハーバーランド-のエリアで実証実験をスタートしたところ、約3千人がアプリ登録。提携店舗・施設も70を超えるなど好評だったため、12月下旬までだった実証期間を3カ月延長することした。
アプリのダウンロード(無料)はQRコードから。問い合わせはメール(grm-tnip-bekobefun@denso-ten.com)かTEL080・8936・5450(田中さん、平日午前10時~午後5時)
(藤原 学)