月に1度、飲食持ち込みで語り合うイモニカイ。避難者の心のよりどころ=大阪市天王寺区、大阪市立社会福祉センター
月に1度、飲食持ち込みで語り合うイモニカイ。避難者の心のよりどころ=大阪市天王寺区、大阪市立社会福祉センター

 関西に暮らす東日本大震災の避難者が月1回の交流会を続けている。その名は「カフェ イモニカイ」。東北の名物行事「芋煮会」が由来で、おしゃべりしながら楽しく過ごし、励まし合う。震災翌年に始まった会はもう100回以上を数える。「当事者にしか分からない悩みがある」と同会。能登半島地震の避難者にも参加を呼びかける。