３月にカナダ・モントリオールであったフィギュアスケートの世界選手権で、女子で５６年ぶりに３連覇を達成した神戸市灘区出身の坂本花織選手（２４）＝シスメックス＝に、兵庫県スポーツ賞特別賞が贈られた。練習リンクがある尼崎スポーツの森（尼崎市）で２２日、贈呈式があり、坂本選手は「自分一人の力ではここまでやってこられなかった」と周囲の支えに感謝した。
贈呈式での発言や報道陣との主なやりとりは次の通り。
坂本花織選手「３連覇できたのは、厳しい練習を続けた成果だと思うし、支えてくださったたくさんの方々のサポートのおかげ。自分一人の力ではここまでやってこられなかった。たくさんの人に感謝したい」
「３連覇は今年しかできないと思って挑んだ。完璧ではなかったけど、頑張ってきた成果が出て良かったと思う瞬間がたくさんあった。これから五輪を見据え、あと２シーズンあるので、しっかり練習を積んで満足のいく試合を増やし、五輪シーズンにつなげたい」
－２０２６年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪を控えた次シーズンの目標は。
