最高裁大法廷での上告審弁論後に報告集会を開いた弁護団や原告ら=29日午後、東京都千代田区
最高裁大法廷での上告審弁論後に報告集会を開いた弁護団や原告ら=29日午後、東京都千代田区

 旧優生保護法下で不妊手術を強いたのは憲法違反だとして、男女12人が国に損害賠償を求めた訴訟の上告審弁論が29日、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)で開かれ、結審した。不法行為から20年の経過で原告の損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用するかどうかが最大の争点。兵庫の原告3人も出廷し、子どもを奪われたつらさや差別されてきた悔しさを訴えた。