耐震性能が不足しているとされる県庁舎の(手前から)1号館と2号館。3号館(右端)のみ新耐震基準で建てられている=神戸市中央区下山手通5
耐震性能が不足しているとされる県庁舎の(手前から)1号館と2号館。3号館(右端)のみ新耐震基準で建てられている=神戸市中央区下山手通5

 耐震強度不足のため一部建物の解体撤去が決まっている兵庫県庁舎の再整備を巡り、斎藤元彦知事は7日、専門家や企業などが参加する有識者会議を立ち上げて検討する方針を明らかにした。県議会本会議の代表質問で「庁舎の在り方はさまざまな選択肢を柔軟に検討したい」と答えた。