気象庁は21日、近畿と中国地方(山口を除く4県)が梅雨明けしたとみられると発表した。いずれも平年より2日、昨年より5日遅い。21日は晴れの場所が広がり、今後1週間も、引き続き高気圧に覆われやすい見込みとなり、梅雨明けと判断した。
気象庁によると、21日は全国的に気温が上昇し、浜松市天竜区が全国1位の38・5度、次いで兵庫県豊岡市の38・2度、3番目が同県淡路市(郡家)の38・0度。淡路市は、この地点での観測史上最高だった。兵庫県内20の観測地点のうち、最高気温35度以上の猛暑日が半数の10地点に上り、残り10地点も30度以上の真夏日となった。
近畿が梅雨入りしたのは1カ月前の6月21日(速報値)で、平年(6月6日)より遅かった。一方で、期間中の降水量は兵庫県内各地で平年を上回り、豊岡333・5ミリ(平年値215・2ミリ)▽姫路272・0ミリ(同211・7ミリ)▽神戸335・0ミリ(同228・0ミリ)▽洲本346・5ミリ(同221・2ミリ)-などだった。

























