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 神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)で患者の死亡が相次いだ問題で、カテーテル治療後に死亡した明石市の70代男性について、病院側が「死因は偶発的に起こった心破裂」と院内調査で結論付けたことが31日分かった。調査報告書の提示を受けた被害弁護団が同日、会見で明らかにし、「数々の問題点の検討が十分なされていない」と第三者機関による調査を求めた。

 弁護団によると、男性は昨年1月、吐き気やめまいを訴えて同病院に救急搬送され、カテーテル治療を受けた後に容体が悪化。数時間後に死亡した。